ホストの責務
安心・安全をサービスの基本に
ホストが担う責務について
「安心・安全」の確保をお願いします
「安心・安全」は、どんな物件であっても共通に備えるべき私たちのサービスであるとも言えます。むしろ、これが整っていなければ、いくら質の良い滞在空間であっても、ゲストにとって根本的な満足に繋がりません。「安心・安全」を確保するために、ホストの心構え、求められる責任は極めて重いものがあります。ホスティングガイドラインをお読みいただくほか、このページに記載された事項を念頭においていただき、物件の提供、維持・管理、顧客対応等のサービスをお願い申し上げます。
安全な提供を実施するためには、規制法令等をよく把握し、規制に沿うことが求められます。ホストとして法令等や条例の内容をご確認ください。(提供する所在地によって条例が異なることがあります。)
ホスト規約はもちろんのこと、ゲスト向けの規約についても確認する必要があります。Masterkeysが定める規約類は、ゲストの日々の利用態様を分析し、トラブルが生じないように随時アップデートされますので、折に触れて規約の内容確認をお願いします。
国際化が進み、これからご利用のなるゲストは、文化的背景が異なることを踏まえ、ハウスルールを具体的に、かつ細かく定めることは非常に重要なことです。ルールを定める際は、ホスティングガイドラインを参考にしてみてください。
法令が要求する許認可(建築基準法、安全や健康に関する規制を含む)や届出は適切に実施できるよう、ご確認ください。
集合住宅の居室を物件登録する場合は、提供態様によっては事前に管理組合の規約を確認する必要があります。また、同組合や管理会社へ必要な承認手続を経ることが必要となる場合もあります。詳しくは、管理組合または管理会社等にお問合せください。
近隣住民の方のご迷惑にならないよう、ゲストに対しては、ハウスルール等で騒音防止や禁止行為等をご案内してください。特に、ゴミ出しのルールや、物件の共有エリアの利用はトラブルに繋がりやすく、十分な注意喚起をお願いします。
物件内は基本的に危険物を設置しないでください。また、ゲストが転倒や打ち身に繋がるような部屋の構造(段差)がある場合は注意を促す表示をお願いします。 特に、子供の受入可能な物件の場合はサポーターやクッションを取り付ける等の手当をお願いします。
ホスト(エージェント)の緊急時連絡先と予備の電話番号は、常に正しい内容を案内してください(番号変更が生じたら必ず更新してください)。また、ハウスルールに、ホストだけではなく、緊急時の警察、消防、病院、防災センター等の連絡先があるとなお良いです。
利用都度に清掃を実施し、衛生的な環境とクリンリネス(清潔な状態を維持すること)を徹底してください。どんな設備を揃えるよりも、清潔こそが一番のサービスです。むしろ、経年劣化等して見た目にも清潔に見えない設備・アメニティは設置を控えてください。
ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(受容)とは、国籍、性別、年齢、障がいなどの外面属性や、ライフスタイル、職歴、価値観などの内面属性を尊重することをいい、国際化が進む今、ゲストから求められる要素です。
ゲストの安全を担保するためには、防犯設備の設置は必須です。特に施錠における防犯性の向上を図るには、当社がご案内する「スマートロック」をお勧めします。また、物件によって防犯カメラの設置も有効です(但し、プライバシー保護の観点からゲストへの通知が必要です)
設備については、ゲストの退去や期間を予め定めて定期的な動作確認をお願いします。ゲストの利用中に故障が生じると、解約・返金のリスクもあります。特に、会議室をご提供する場合で、かつ音響設備やプロジェクター等を設置している場合は、入念な動作確認が必要です。
Masterkeysではどのような利用態様であっても、ゲストの過失に対する保険(借家人賠償責任保険含む)が付帯されホストの物件を保護しておりますが、全てのリスクはカバーしていません。物件を守るための必要な保険をご確認ください。(火災保険は当社がご案内できます)
子供やペットの受入を可能とする場合、ハウスルールで注意喚起をするだけでなく、出来る限りの物件内の騒音対策(防音カーテン・防音マット等)をお願いします。なお、異臭を発生させないよう、ゴミ処理や禁止行為を周知してください。
地震による家具転倒では、ゲストに大怪我を負わせる可能性があります。まずは、可能な限り腰より高い設備を設置しないでください。やむを得ない場合は、家具固定器具によって固定し、直下型大地震が発生しても転倒しないよう措置してください。
ホストとして収益を上げた場合、所得税または消費税の申告・納付をお願いします。Masterkeysがホストに代わりに申告・納付をすることはありません。なお、税務について不安がある方は、管轄税務署に納付相談をしてください。(相談窓口にて手続方法をアドバイスしていただけます)
新コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延防止のため、物件内に「三つの密」が生じないように対策をお願いします。
窓がない物件は原則として登録できません(倉庫・トランクルーム向けは除く)。また、換気設備の適切な点検を実施するほか、ゲストが十分な外気を取り入れられるよう措置をお願いします。(窓の締切は禁止)
人を密集させない環境にすることが求められます。各物件とも通常より定員を少なく定めてください。また、同一住所に複数物件を提供する場合は、ゲスト間の不要な接触を防止するよう、動線の工夫してください。
食器類やアメニティは繰り返し提供すると、感染リスクが高まるため、くれぐれも控えていただきますようお願いします。提供自体を一時的にやめるか、または使い捨てタイプ(利用都度に廃棄)のもので代用してください。