PCT国際出願における国際調査報告および国際調査見解書の結果について
PCT国際出願における国際調査報告および国際調査見解書の評価が提示され、「Masterkeys」にかかる特許出願の22項目全ての請求項に係る発明について、新規性も進歩性も認められましたので、お知らせします。
国際調査報告とは、今回の出願で権利を取得しようとしている発明(請求の範囲に記載している発明)の特許性に影響があると考えられる先行文献のリストであり、リストにある文献に基づいて、権利を取得しようとしている発明が特許性を有するかの評価が記載されています。
国際調査見解書は、国際調査報告と同時に作成される書面です。この書面は、今回の出願で権利を取得しようとしている発明(請求の範囲に記載している発明)が、新しいものであるか(新規性があるか)、既に知られている文献等から簡単に思い付くものか(進歩性があるか)等について、国際調査機関による見解が記載されたものになります。既に知られている文献等から具体的にどのような観点で結論に至ったのかが記載されています。
この度結果を受けた国際情報報告および国際調査見解書では、当社によるMasterkeysの特許出願22項目全ての請求項に係る発明について、新規性も進歩性も認められるという極めて肯定的な評価をいただきました。
今後の対応について
国際調査報告および国際調査見解書は肯定的な内容のものでしたが、各国での特許登録のための審査は別途独立に行われます。実際には、2026年に移行国の選択をすることになり、かつそれら移行国に対して通常通りの出願、審査請求をすることとなります。
移行国選択にあたっては、賃貸市場について商慣習や法的規制が適切に形成されており、かつ市場規模の大きな国を想定しております。 なお、移行国選択時にPPH(特許審査ハイウェイ)という制度を利用した場合、早期権利化が容易になるとされていますが、現時点では当該制度を利用する予定はありません。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Masterkeys 担当:藤岡
Tel:03-3527-3725 / Fax:03-3527-3726

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